2017年2月16日木曜日

サントーシャ

サントーシャ、足るを知るという教え。

ヨガではとてもメジャーな哲学項目のひとつですが、日常生活で最も役立つ、実用的な教えのひとつでもあります。

その文字の通り「足ることを知る」という意味ですね。

この考えが身につけば、何事にも感謝できるようになり人生が変わります^^

とくに、今自分は不幸だと思ったり、不満・不安・心配だったり何かに悩んでいる時、その悩みのモト自体に感謝できたら、事態は一変します!


その反対の考えが、「ないものねだり」になります。

「隣の芝生は青い」ともよく言いますが、人はよく、自分のところより隣の方がいいと思ったり、あるものを見ないでないものばかりをほしがりがち。


まずは今の自分、周りの環境、自分を取り巻く全てのもの、すべての出来事という「今」を全部受け入れて、完全にそのまま、ありのままで満足して感謝します。

現状満足と言うと、
夢も希望も目標も持たない方が良いのか?
向上心をまるで持たない方が良いのか?と言う議論になりがちですが、そういう意味ではありません。
それによって、まだ達成していない目標や夢に向かって頑張れるんじゃないの?という説もあります。
もちろん人間には、もともと向上心や欲が備わっているため、これは当然の考え。経済だってそれで成長しましたね。

でも実は、全てのよりよい方向への進歩や向上、改善は、まず現状に満足して感謝してからでないと為し得ません。

なぜなら、いつもあるのは「今」だけだから。
私たちは「今この瞬間」にしか存在しません。

今「今」を見ることができない人に、知足を感じられるはずはありません。

足るを知るということを心得ていない人は、永遠に無い物ねだりをし、いつまでも満足や感謝ができないことになります。


あれがないこれがない。
足りない。
もっとこうしたいああたい。
という感情が出てきたときは、いちど立ち止まって、すでにあるものにまずは目を向け直してください。

そしてそれに感謝をしてください。
そこから、次の1歩に出てください。

そうやって心が枯れた時にこそ思い出すのが、サントーシャの考え。


自分の中にその想いをいつも咲かせておけば、外から得られるものに左右されて、いちいち幸せから遠のいたり、悩んだりしなくてよくなります。

だっていつも私たちにはいろんなものがある。
満ち足りている。

同じ状態にある場合でも、足りないと思うか、足りていると思うがだけで、自分の幸せと満足度は180度変えることができます。

そうやって感謝として、幸せ癖を身に付けていきましょう。


今日もありがとうございました╰(*´︶`*)╯
Love&Gratitude,
MICHIKO

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