2017年9月15日金曜日

学び

移住後の田舎生活のために、今年の春に教習所を終えておいた私ですが、実際に免許センターで試験を合格して車をゲットして乗り始めたのは数ヶ月後…

免許を取ってから運転を開始するまで時間があいてしまう初心者はけっこう多いですが、私も例に漏れず、期間をあけてしまってからの運転し始めはかなり緊張しました。

実は、以前どこかの記事で書いたかもしれませんが、私にとって教習所通いは、本当に本当に苦痛で大変なものでした(;_;)

もともと、したこともない運転に昔からものすごく苦手意識があり、自分にはできないものとずっと思い込んでいました。

田舎暮らしの話がかなり現実に近づいている時期でも、
私には運転は無理だから…
と、運転についての話題を先延ばし先延ばしになっていました。

でも今年の春に、偶然にも本当にこれ以上ないほどの絶好のタイミングで教習所通いを開始する機会が訪れ、(当時の私にとっては)辛い辛い運転免許への道が開かれたのでした。


ここで、当時の私にとっては…という一言を入れたのは、この辛い日々も、後になっては笑って話せると言うことももちろんありますが、それ以上に、振り返れば本当にありがたいことだらけの、実り多き時間だったのです。


大人になってから何か新しいことを学ぶ機会を得て、1つのことに必死になって取り組んで達成できるというのは、とても貴重で尊いチャンスです。

だって大人って、困難や嫌いなことは自分から身を遠ざけるし、自分から選んで進んでいかない限りほとんどの事から逃げることができます。

新しいことを学ぶ機会からは、逃げる大人がほとんどじゃないでしょうか?

めんどくさいし大変だし…そういうのが頭でわかっているからこそ、大人と言うのは逃げ腰になります。

本当に嫌な事からは、もちろん逃げていいし新しいことばかりに進んでいく必要もありません。

だけどそこから遠ざかる理由が、めんどくさいし大変だし…と言うマイナスの理由だけでは、本当にもったいないことだと思います。

今回自分にとっての大きな大きなチャレンジをして、がんばって最後まで達成したからこそ得られた自信や爽快感は、普段は得られない特別なものがありました。


そしてこれは、私がヨガを始めるきっかけとなったバリへの旅の時とシンクロするものがありました。


バリでの1ヵ月間、正直、キツくて辛く大変で、マイナスな気持ちで過ごすこともありました。

英語の通訳とヨガアライアンスのコース受講を両立していた私は、みんなはコースに集中できるけれど、私は仕事もあるし、私が一番大変でかわいそう…という被害者意識が少なからずあり、感謝するどころか自分の中に不満や同情心を溜め込み、表にも愚痴や態度に出してばかりました。

でも幸運なことに、だんだんヨガ哲学にどっぷりつかる生活の中で、周りにも支えられ、こんな気づきを得たのです。
「もしも全てが簡単でチャレンジがなかったら、何にも学べてないということ。
大変だというのは乗り越えられるからその状態がやってくるんだ。」

貴重な学びの機会の中で、
私はここにいる誰よりも充実していて、誰よりも感謝すべき状況下にいるんだ!
ということに気がついたのです。

同じ状況でも、気づきによって心持ちは真逆に変えることができます。

一番かわいそうどころか一番ラッキーだと思えば、本当に自分の身に降りかかるすべてのことに、感謝感謝で過ごすことができるのです。


教習所通いが始まった頃の私は、まさしく「一番かわいそうな私」真っ盛りでした。

慣れない生活環境下で、
一緒に頑張る友達もいない孤独の中、
乳飲み子を抱え忙しいのに、
苦手な運転の免許を取らされている…
という、悲劇のヒロイン真っ盛り。

これが、「一番ラッキーな私」に変わると、周りの支えや、元気をくれる息子に対しても感謝でいっぱいになり、無事ゴール達成することができたのです。

だからこそ今も、辛かったという思い出よりも、やってよかったと素直に思えるし、もちろん結果的にも今は自分で車運転できると言う便利な側面も同時に得られ、気づきを得られただけで全てが一石二鳥に早変わりしました。


自分はこういう理由で、
ゼッタイ人より大変だ!
とか
損している!
とか思った事のある人や心当たりのある人は、その発想を180度変えて、どんな状況下においても
人よりたくさん経験できる!
人よりたくさん学べる!
人より得をしている!
人より感謝でいっぱいだ‼︎
と思うことにすると、気持ちが変わって人生も好転し始めると思います。

私が実証済みのこの人生好転方法、ぜひお試しくださいね♪


今日もありがとうございました╰(*´︶`*)╯
Love&Gratitude,
MICHIKO

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