真夜中起きた息子を寝かしつけ中になぜか、
愛すること。それだけでいい。
というひらめきがありました。
徳を積む生き方とはなんだろう?
という小さな悩みが、最近常に私の中にありました。
私は、仁徳を積んで、人格を磨き魂を磨いて成長するためにこの世に生を受けたと思っています。
それに対する答えが、真夜中の直感が目覚めやすい時間に訪れたんじゃないかと思います。
何を達成せずとも、どういうことをして生きようとも、魂を成長させ有意義な人生を送る手段はたくさんあるけれども、実際に具体的にはどうすればいいのか…答えの出なそうな途方もない悩みが、私を患わせていました。
息子が夜中に頻繁に起きてなかなか寝付かず、私は体が辛くて、多少気が揉んだりすることも確かです。
こんな心境で徳を積むってなんだろう…と、日常の忙しさに流されそうになっていました。
でもその時、どこかから見ていたもう1人の自分が、
愛していればいいんだよ。
とつぶやいてくれたような気がしました。
生身の人間だから体が疲れたり、眠かったりすると多少気が立ったりもするでしょう。
それでも確かに、溢れんばかりの愛情を持って、息子を見つめている自分がいます。
さらにこの愛情を、全く関係ない誰かにも、全く関係ないものや事柄にまで注げるようになれば最高ですね。
まずは1番身近な人だけでもいいから、愛すること、愛を持てる人間であることが、何より大事なんだと、なぜだかしみじみ実感して、すご~く心が軽くなった夜でした。
以前私の尊敬する精神論の師匠が、
「私は自分が男なのに、どうしても男性しか好きになれないのです。こんな私でもいいんでしょうか?」
とゲイの人から相談を受けた時の答えは、
「もちろんいいんだよ。
愛があることが大事なんだ。
男だろうと女だろうと、愛することが出来るなら、それだけで素晴らしいことなんだ。」
というものでした。
幸い私にはそういう悩みはありませんが、それでもなぜかその答えにものすごく感動して涙が流れた覚えがあります。
その記憶が、多分最近は私の中で薄れていたんだと思います。
もう1人の自分が、その師匠と同じようなことをもう一度私に言ってくれて、目が覚めました。
まずは愛することができている自分に、その素晴らしさをたたえて、自分のことも慈しみ愛情をもって感謝し、少しずつその愛を大きな円で描けるようになっていければと思います。
今日もありがとうございました╰(*´︶`*)╯
Love&Gratitude,
MICHIKO